坂本岳 選手
JTTバンタム級の坂本岳選手を徹底紹介。山梨学院大学レスリング部出身のMMAエリート育成ライン、経歴・トレーニング環境・ファイトスタイルを解説。
1999年生まれ。階級:バンタム級。ファイトスタイル:アグレッシブなオールラウンダー。
職業:JTTフィットネス HIITトレーナー
■ 経歴
幼少期から BJJ・キックボクシング・レスリングを経験し、中学生時代にはすでにDEEPアマチュアで試合をしていた“純粋な MMA エリート育成ライン”にある選手。
高校・大学はレスリングに集中し、山梨学院大学レスリング部に所属。 大学卒業後はいったん社会人として働いたのち、MMAプロ入りを決断。
プロデビュー〜2戦目までは CAVE所属 として試合に出場。その後、 トライフォース赤坂を経由し JAPAN TOP TEAM(JTT)へ正式移籍、現在に至る。
プロ戦績は 3勝3敗。 ちなみに、中学時代には 井上直樹チャンプと試合をしているという逸話もある。
■ トレーニング環境
JTTの練習に加えて、
- トライフォース赤坂の柔術クラスにも参加
- HALEO代官山でのフィジカルトレーニング
など、総合格闘技としての補完を広く取り入れている。
■ ファイトスタイルの変遷
● CAVE時代
スタンスを大きく広げ、ボクシング+タックルを軸にした“ボクレス系スタイル”。 やや前傾で、テイクダウンの脅威とボクシングの圧力を同時に押し付ける構えだった。
● JTT移籍後〜初戦
基本構造はCAVE時代を踏襲しつつ、蹴り技が増加。 オールラウンダーへのシフトがゆっくり始まった印象。
● 大きな転換点:梶本戦(13秒KO)
この試合は情報量が少ないものの、フォームの変化は顕著。
- スタンスが狭くなった
- 上半身の前傾が減り、よりニュートラルに
- カーフ対策を含めたフォーム修正が入ったと推測される
- 前足のローキックが非常に自然でフォームが美しい
- パンチの スピード・精度が明確に向上
トップスピードの速さをそのままに、より“現代MMA向きのフォーム”へ進化した印象だった。
● 2025年10月 DEEP戦
ここでは再びスタンス幅がやや広く戻るが、
- 上半身は後傾気味
- 後ろ足への荷重の比率が高い
という新しいスタイルに。 踏み込みジャブ・左ストレートの打ち込みやすさ、 スウェーによるパンチ回避を意識した構えと考えられる。
■ 選手レビュー(校正版)
坂本選手は レスリング・グラップリング・打撃を高水準で兼ね備えた“MMAエリート育ち”。 体格的にはバンタム級では大きい部類ではないが、トップスピードの速さと思い切りの良さは際立っており、タックルも打撃も迷いが少ない。
現時点での最大のカギは、 「スタンドのディフェンス能力をどこまで磨けるか」 ここに尽きる。
打撃はすでに大きく進化しており、フォームの再構築も結果につながっている。 レスリング力・グラップリング力はベースが非常に高いため、 スタンドでの防御の完成度が上がれば、一気にトップ戦線が射程圏に入るタイプだ。
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