五明 宏人
絶賛迷走中。確実に成長は見えるのに勝利に結びつかない辛い時期。 たぶんJTTあってない。 DEEPフェザー中堅。 ヘッドコーチが最も必要な人物。伝統派の理解があるMMAコーチを見つければ壁突破が見えてきそう。
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DEEP 130 IMPACTに出場したJTT勢4試合の結果まとめ。高尾凌生、秋元優志、五明宏人、倉本大悟の試合内容、勝敗、試合の背景、所感まで振り返る。
プロフィール
五明 宏人
基本情報
- 名前: 五明 宏人
- 生年月日: 1995年11月15日
- 職業: 格闘家
- 階級: フェザー級
- 出身: 神奈川県横浜市
- 身長: 178cm
- ファイトスタイル: ストライカー
- ベース格闘技: 空手(伝統派)
- プロ戦績: 8勝7敗0分0NC
- 所属歴: JAPAN TOP TEAM
- 主要タイトル: DEEP Future King Tournament 2021 ライト級優勝
SNS
試合リスト
| 日付 | 種別 | 対戦相手 | 大会名 | 結果 | 動画リンク |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026年3月20日 | プロ | 椿 飛鳥 | DEEP 130 IMPACT | 敗戦(2R 4:38 TKO (パウンドアウト)) | YouTube |
| 2025年9月15日 | プロ | 関 鉄矢 | DEEP 127 IMPACT | 敗戦(3R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube (前日計量) |
| 2025年5月5日 | プロ | 高橋 遼伍 | DEEP 125 IMPACT | 敗戦(3R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube |
| 2025年3月15日 | プロ | 中村 大介 | DEEP 124 IMPACT | 勝利(3R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube |
| 2024年12月31日 | プロ | 赤田 功輝 | RIZIN DECADE「Yogibo presents RIZIN.49」 | 勝利(3R 5:00 判定 (スプリット)) | YouTube |
| 2024年11月23日 | プロ | ミヨン・ジェウク | DEEP TOKYO IMPACT 2024 5th | 勝利(3R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube |
| 2024年9月16日 | プロ | 相本 宗輝 | DEEP 121 IMPACT | 敗戦(2R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube |
| 2024年5月26日 | プロ | 瀧口 脩生 | DEEP TOKYO IMPACT 2024 3rd | 勝利(3R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube |
| 2024年3月9日 | プロ | 木下 カラテ | DEEP 118 IMPACT | 敗戦(1R 1:36 KO (膝)) | YouTube |
| 2023年9月10日 | プロ | 劉獅 | DEEP TOKYO IMPACT 2023 5th | 勝利(1R 4:59 TKO (膝とパンチ)) | YouTube (前日計量) |
| 2023年7月2日 | プロ | 海飛 | DEEP 114 IMPACT | 敗戦(2R 5:00 判定 (スプリット)) | YouTube |
| 2023年2月11日 | プロ | 神田 コウヤ | DEEP 112 IMPACT | 敗戦(3R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube |
| 2022年11月12日 | プロ | 巽大祐 | DEEP 110 IMPACT | 勝利(1R 1:55 パンチによるTKO) | YouTube |
| 2022年8月21日 | プロ | デオグラシアス・レバナ | DEEP 109 IMPACT | 勝利(1R 0:42 パンチによるTKO) | YouTube |
| 2022年5月29日 | プロ | 佐藤勇駿 | DEEP TOKYO IMPACT 2022 4th ROUND | 勝利(2R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube |
経歴
五明宏人は、伝統派空手からMMAへ転向してきた、かなり異色の経歴を持つ選手である。空手時代はTOKYO2020候補と呼ばれるレベルの実力者で、2019年の全日本空手道選手権を制し、ALSOKに所属しながら空手界で名前を知られた存在だった。つまり、五明はMMAで初めて脚光を浴びた選手ではなく、もともと別競技でかなり高いところまで行っていた人間だ。
パリ五輪で空手が採用されず、空手では日本一も国際大会優勝も経験したことで、次の勝負としてMMAを選んだ。2022年にDEEPフューチャーキングトーナメントを制し、MMAデビュー後は3連勝。4戦目でいきなり神田コウヤとのDEEP暫定フェザー級王座決定戦まで辿り着いた流れは、さすが元トップ空手家というしかない。MMA歴が浅いのに、競技者としての成熟度だけは最初から高かった。
ただし、そこから先は簡単ではなかった。海飛、木下カラテ、相本宗輝、高橋遼伍、関鉄矢といった相手に負けも重ね、伝統派空手の技術だけで押し切れる世界ではないこともはっきり出た。それでも、劉獅、瀧口脩生、ミヨン・ジェウク、中村大介を相手に勝ちを積み、2024年末にはRIZIN DECADEで赤田功輝にも競り勝った。空手家からMMAファイターへ、ちゃんと変化しながら生き残っている。
五明の経歴は、伝統派空手の成功者がMMAでも成功するかという実験の途中経過でもある。ルールに順応する能力は高く、勝つために必要ならスタイルを変える柔軟さもある。それでもまだ、完全に噛み合い切ってはいない。だからこそ面白いし、JTTフェザー級の中でも“完成した選手”ではなく“まだ化ける余地がある選手”として見ていたくなる。
ファイトスタイル・特徴
伝統派空手で培った距離感と防御力が最大の武器。べた足・摺り足で間合いを支配し、相手を動かしてから自分のタイミングで打つ”迎撃型”のストライカーだ。身長178cm・リーチ178cmとフェザー級では恵まれた体格で、左ストレートやパンチ連打からのTKOフィニッシュも持っている。劉獅戦や巽大祐戦では、その破壊力がはっきり出た。
一方で、MMA転向後に取り組んできたテイクダウンディフェンスや壁際のレスリングは着実に伸びている。DEEP 127の関鉄矢戦では、組まれてもスクランブルで脱出し、3Rにはバックテイクから4の字ロックでチョークまで狙った。空手家がここまでMMAの組みに対応できるようになったのは明確な進化だ。
ただ、課題もはっきりしている。守りは通用するレベルになったが、主導権を握る設計がまだ薄い。後手に回ると細かいポイントを落としがちで、高橋遼伍戦や関戦のように判定で拾えない展開になる。先に仕掛けて、自分の距離で試合を動かす”攻めの設計”が加われば、戦績以上に実力のある選手だけに一気に化ける可能性がある。
総評
RIZIN勝利で浮上した流れを2025年後半から2026年春にかけて止めてしまい、いまは踏ん張りどころにいる。ただ、ここで終わるには空手ベースの適応力が高すぎる。上位に勝てる形をもう一度はっきり作れれば戦線に戻れるので、次は善戦ではなく勝ち筋の再構築が必要だ。
参照メモ
- リスト掲載カテゴリ: DEEP組
- リスト掲載時年齢: 29歳
- リスト参照: https://jtt-unofficeal.hateblo.jp/entry/japan-top-team-mma-members-2026
- 生年月日参照: GAMIS MMAプロフィール
- 戦績参照: Data MMA
- 経歴参照: 〖DEEP112〗2022年中に話が訊きたかったファイター。5人目、五明宏人―01―「武道空手をやってきた」 | MMAPLANET
- 経歴参照: 〖DEEP114〗海飛と仕切り直しの一戦、五明宏人「相手が煽ってくるなら空手対決として受けて立ちます」 | MMAPLANET
- 経歴参照: 伏兵の五明宏人「無我夢中」あれよあれよの決勝進出 - 日刊スポーツ