朝倉 海
フライ級で2連敗。パントージャ王者はしょうがないけど、ティム・エリオットを落としたのは普通に痛い。 次戦からはバンタム級へ。後悔しない挑戦を。
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朝倉海のUFC3戦目が正式決定。5月30日のUFCファイトナイト・マカオでキャメロン・スモザーマンとバンタム級で対戦する。約9ヶ月ぶりの復帰戦となる注目の一戦を速報。
プロフィール
朝倉 海
基本情報
- 名前: 朝倉 海
- 生年月日: 1993年10月31日
- 職業: 格闘家
- 階級: バンタム級(フライ級)
- 出身: 愛知県豊橋市
- 身長: 172cm
- ファイトスタイル: ストライカー
- ベース格闘技: 空手、相撲
- プロ戦績: 21勝6敗0分0NC
- 所属歴: トライフォース六本木 → トライフォース赤坂(2017年〜)→ JAPAN TOP TEAM(2023年10月〜)
- 主要タイトル: THE OUTSIDER 55-60kg級王者、第3代・第6代RIZINバンタム級王者
SNS
- Instagram: @kai_asakura_
- X: @kai_1031_
試合リスト
| 日付 | 種別 | 対戦相手 | 大会名 | 結果 | 動画リンク |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025年8月16日 | プロ | ティム・エリオット | UFC 319 | 敗戦(2R 4:39 ギロチンチョーク) | |
| 2024年12月7日 | プロ | アレッシャンドリ・パントージャ | UFC 310 | 敗戦(2R 2:05 リアネイキッドチョーク) | |
| 2023年12月31日 | プロ | フアン・アーチュレッタ | RIZIN.45 | 勝利(2R 3:20 ボディーへの膝) | YouTube |
| 2023年5月6日 | プロ | 元谷 友貴 | RIZIN.42 | 勝利(3R 2:25 ボディーへの膝) | YouTube |
| 2021年12月31日 | プロ | 扇久保 博正 | RIZIN.33 | 敗戦(3R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube |
| 2021年12月31日 | プロ | 瀧澤 謙太 | RIZIN.33 | 勝利(3R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube |
| 2021年9月19日 | プロ | アラン・ヒロ・ヤマニハ | RIZIN.30 | 勝利(3R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube |
| 2021年6月13日 | プロ | 渡部 修斗 | RIZIN.28 | 勝利(1R 3:22 パンチによるTKO) | YouTube |
| 2020年12月31日 | プロ | 堀口 恭司 | RIZIN.26 | 敗戦(1R 2:48 KO (パンチ)) | YouTube |
| 2020年9月27日 | プロ | 昇侍 | RIZIN.24 | 勝利(1R 2:37 TKO (パンチとサッカーキック)) | YouTube |
| 2020年8月10日 | プロ | 扇久保 博正 | RIZIN.23 - CALLING OVER | 勝利(1R 4:31 TKO (膝とサッカーキック)) | YouTube |
| 2019年12月31日 | プロ | マネル・ケイプ | RIZIN.20 | 敗戦(2R 0:38 パンチによるTKO) | YouTube |
| 2019年10月12日 | プロ | 佐々木 憂流迦 | RIZIN.19 | 勝利(1R 0:54 骨折) | YouTube |
| 2019年8月18日 | プロ | 堀口 恭司 | RIZIN.18 | 勝利(1R 1:08 KO (パンチ)) | YouTube |
| 2018年12月31日 | プロ | ムン・ジェフン | RIZIN 平成最後のやれんのか! | 勝利(3R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube |
| 2018年9月30日 | プロ | トップノイ・キウラム | RIZIN.13 | 勝利(3R 5:00 判定 (全会一致)) | YouTube |
| 2018年5月6日 | プロ | マネル・ケイプ | RIZIN.10 | 勝利(3R 5:00 判定 (スプリット)) | YouTube |
| 2017年12月29日 | プロ | 才賀 紀左衛門 | RIZIN Fighting World Grand Prix 2017 | 勝利(2R 2:39 TKO (パンチと膝)) | YouTube |
| 2017年6月10日 | プロ | ムン・ジェフン | Road FC 39 | 敗戦(3R 2:39 KO (パンチ)) | YouTube |
| 2017年3月11日 | プロ | アラテン・ヘイリ | ROAD FC 037 XX | 勝利(1R 0:29 KO (膝とパンチ)) | YouTube |
| 2016年9月4日 | プロ | 大井 洋一 | The Outsider | 勝利(1R 4:52 パンチによるTKO) | |
| 2016年7月2日 | プロ | リウ・シャオヤン | Road FC 32 | 勝利(1R 1:53 リアネイキッドチョーク) | |
| 2015年12月13日 | プロ | クァク・ジョンヒョン | The Outsider | 勝利(1R 4:04 KO (パンチ)) | |
| 2015年9月6日 | プロ | チェ・ジョンビン | The Outsider | 勝利(1R 2:21 ダースチョーク) | |
| 2015年7月19日 | プロ | 高山慶悟 | The Outsider | 勝利(1R 0:40 TKO (スラムとパンチ)) | |
| 2015年5月17日 | プロ | 聡-S DATE | The Outsider | 勝利(2R 3:36 KO (膝)) | |
| 2012年9月16日 | プロ | 鈴木智也 | DEEP CAGE IMPACT 2012 in浜松 | 勝利(1R 2:34 腕ひしぎ十字固め) |
経歴
愛知県豊橋市出身。兄は同じく格闘家の朝倉未来。幼少期に空手と相撲を経験し、格闘技の素地を作った。兄の影響でTHE OUTSIDERに参戦し、2014年に55-60kg級初代王者決定トーナメントを制覇。2015〜2016年にはThe Outsiderで4連勝を飾り、韓国のRoad FCにも参戦して国際経験を積んだ。
2017年12月、RIZIN初参戦となったRIZIN Fighting World Grand Prix 2017で才賀紀左衛門を2R TKOで下し、RIZINでのキャリアをスタートさせた。2018年にはマネル・ケイプにスプリット判定勝ち、トップノイ・キウラムにも判定勝ちと着実に勝ち星を重ねた。
2019年がキャリアの大きな転機となった。8月のRIZIN.18で当時RIZINバンタム級王者の堀口恭司に1R 1分08秒でKO勝ちし、第3代RIZINバンタム級王者に輝いた。この衝撃的なKO勝利で一躍国内MMAのトップスターとなった。続くRIZIN.19では佐々木憂流迦を1R 54秒で骨折によるTKO勝ちし、その破壊力を印象付けた。しかし2019年大晦日のRIZIN.20ではマネル・ケイプとの再戦で2R TKO負けを喫し、王座を失った。
2020年は扇久保博正を1R TKOで下し復調を見せたが、大晦日のRIZIN.26で堀口恭司との再戦に1R KO負け。2021年はRIZIN.28で渡部修斗をTKO、RIZIN.30でアラン・ヒロ・ヤマニハに判定勝ちとグランプリを勝ち進んだが、大晦日のRIZIN.33ワンデートーナメントでは拳を負傷しながらも瀧澤謙太に判定勝ちで準決勝を突破するも、決勝で扇久保に判定負け。大晦日での勝ちきれなさが課題として浮き彫りになった。
拳の怪我からの復帰後、2023年5月のRIZIN.42で元谷友貴をボディへの膝でKO。同年大晦日のRIZIN.45ではフアン・アーチュレッタをボディへの膝でKOし、第6代RIZINバンタム級王者に返り咲いた。2戦連続のボディ膝KOは朝倉海の進化を示すものだった。
2024年6月、UFCとの契約を発表。デビュー戦となった12月のUFC 310ではいきなりフライ級王者アレッシャンドリ・パントージャへの挑戦となったが、2R リアネイキッドチョークで一本負け。2025年8月のUFC 319ではティム・エリオットにもギロチンチョークで一本負けし、UFC2連敗でグラップリングの課題が顕著となった。
2025年9月、上海のUFCパフォーマンス・インスティテュートでの測定を経て、フライ級からバンタム級への転向を表明。骨格的にフライ級への減量が大きな負担であったことを認め、バンタム級での再起を図っている。2026年中に約3試合を目指すとしており、UFC日本大会の開催も視野に入れながら次戦の準備を進めている。
格闘技以外では、YouTubeチャンネル(登録者約139万人)の運営、ファンクラブ、アパレル事業など多角的にビジネスを展開。BreakingDownの運営にも携わるなど、格闘技の普及・ビジネス面でも大きな存在感を示している。
ファイトスタイル・特徴
打撃を主軸としたストライカー。特に右ストレートとボディへの膝蹴りの破壊力が突出しており、RIZIN時代には一撃KO・TKOでの決着が多かった。堀口恭司を1R 1分08秒でKOした右のカウンター、元谷友貴・アーチュレッタを沈めたボディ膝は朝倉海を象徴するフィニッシュブローである。
距離感の良さとカウンターの精度が最大の武器で、相手の攻撃に合わせた右ストレートやフックの破壊力は国内MMAでもトップクラス。スイッチも使い、構えを変えながらの角度のある打撃も持つ。近距離での膝蹴りやサッカーキックなど、RIZINルールを活かした攻撃パターンも豊富だった。
一方、グラップリングに課題を抱えており、UFC参戦後はその弱点が顕著となった。パントージャにリアネイキッドチョーク、ティム・エリオットにギロチンチョークと、いずれもサブミッションでの敗北が続いている。RIZIN時代にもケラモフ(兄・未来の試合を含め)やマネル・ケイプ戦で組みの局面での苦戦が見られ、世界トップレベルでの寝技対応力の向上がUFCで生き残るための最重要課題となっている。
総評
RIZINバンタム級の中心として時代を築いたストライカー。堀口恭司KOから王座奪還まで国内トップに君臨し続けた。UFC挑戦では2連敗を喫したが、バンタム級転向で本来の力を発揮できるかが今後を左右する。JTTの看板として国内外での巻き返しが期待される。