「僕とやりたいなら日本に来い」——秋元強真がUFCより先にRIZINを選んだ理由
「もったいない」と思った人ほど、一度そこを掘るべきだ。高校進学を捨てた日から、秋元の勝負はRIZINの顔になることだった。世界を否定していない。世界に日本へ来いと言える側を選んだのだ。

秋元強真がUFCを目指さないと言い切った夜、驚いた人ほど一度そこを掘るべきだ。
「僕はUFCに行こうとかいう考えは全くない」。この言葉を聞いて「もったいない」と思ったなら、先に思い出したい事実がある。
秋元強真は高校進学のタイミングで、普通の進路を自分で捨てて格闘技に振った選手だ。 しかも目指したのは漠然とした世界最高峰ではない。最初から日本で名を上げ、RIZINを背負う未来だった。だから「秋元強真 UFC」ではなく、「秋元強真 RIZIN」が本人の中では一直線でつながっている。
朝倉兄弟への憧れは入口だった。 でも今の秋元は、その看板の後ろにいる若手じゃない。JTTで磨いた現代MMAの完成度を武器にパッチー・ミックスを沈め、未来不在の大会で「自分の株を上げたい」と口にし、「この先の10年、俺がRIZINを背負っていく」とまで言った。
朝倉兄弟に近いから見られる段階は終わって、自分がRIZINの中心へ踏み込む段階に入ったということだ。
その流れで平本蓮戦を語るのも、ちゃんと地続きに見える。
https://x.com/Kyoma_mma/status/2035209438827827390:embed
UFC最強論に引っぱられると、この宣言は強がりに見える。
違う。秋元は世界を否定していない。世界に日本へ来いと言える側を選んだのだ。
高校に進学しなかったあの日から、秋元の勝負は海外挑戦ではなく「RIZINの顔になること」だった。
それでも「最強を目指していない」と言う人がいるなら、こう返したい。当面の目標はシェイドゥラエフを倒すことだ。それで十分じゃないか。
シェイドゥラエフは非UFCのフェザー級で世界最強クラスと目される選手。試合内容を見る限りUFCランカーと遜色なく、むしろかなり上に見える。そのRIZINフェザー絶対王者を倒す準備をしていけば、実力面の担保はそこでついてくる。夢の舞台がどこかと、どこまで強くなるかは、別の話だ。
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