秋元強真が目指してるスタイルはグラップラーなのか?
秋元強真は「20歳までにグラップラーになる」と語る。100問動画やコラボ発言、BJJ茶帯相当の評価、TDD・壁レスの方向性から現在地と将来像を解説。
最近、秋元選手が「100の質問に答える」というYouTube動画を公開していて、そのなかの一問――「格闘技は秋元選手みたいにパンチから覚えていくのが良いですか?」――への回答が印象的だったので、要点を紹介します。
回答の要旨は以下のとおり。
- 人による。バックボーンはレスリングが良いという人もいる。
- 自分は打撃から入ったが、結局は自分に何が合っているかが重要。
- 15歳からレスリングを始めても、幼少期からやっている選手には“レスリングそのもの”では勝てない。
- 打撃はある程度センスの要素があり、自分には自信があったので打撃を磨いた。
パラエストラ柏でスタートしたという経緯もあり、鶴屋選手や太田忍選手らと練習をともにしてきた秋元選手の言葉には説得力があります。
さらに、伊澤チャンプとのコラボ動画では「20歳までにグラップラーになる」と発言。
どこまで本気かは断言できませんが、少なくとも当面はグラップリングの強化に重心を置く方針だと受け取れます。
私見ですが、幼少期組のレスラーに“純レスリング”で追いつくのは難しい一方、グラップリングであれば十分に勝機がある――そんな読みがあるのではないでしょうか。スタンドの間合い管理とボクシング技術、そこからのテイクダウンディフェンス(TDD)とケージレスリング(いわゆる壁レス)。仮にテイクダウンされても、グラップリングでの極めの圧力があれば、レスラー系の相手にも対抗できる――そう考えていると予想します。
この動画では、竹浦コーチが現時点の秋元選手のグラップリングを「BJJに換算すると茶帯くらい」と評価。教え子へのコメントという性質上、多少の上振れはあるかもしれませんが、それでもその近辺の実力があるという見立てでしょう。
また、竹浦コーチは練習前に「2〜3年したらやられる可能性があるから、今のうちに悪いイメージをつけよう」と冗談まじりに話しています。2〜3年後といっても秋元選手はまだ20代前半。つまり、その頃には黒帯相当のレベルに到達している――そう予想しているとも受け取れます。
その段階で残る課題はフィジカル面、という整理になりそうです。現在はシェイドゥラエフには及ばないが、2〜3年後なら――という発言も、その見立てから来ているイメージでしょう。もちろん、その時点でシェイドゥラエフ・チャンプがRIZINにいるかは不明ですが、23歳前後の秋元選手がどこまで伸びているのか、楽しみでなりません。
その前に朝倉未来選手の引退など、JTTの体制に変化がある可能性もありますが、いずれにせよ“秋元強真の次の2〜3年”は要注目です。読者のみなさんと一緒に追いかけていきたいですね。
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